2010年02月28日
“働きすぎ放置”に賠償命令 1億9000万円 NHKニュース
鹿児島県鹿屋市でレストランの支配人を任されていた35歳の男性が自宅で倒れ、寝たきりになったのは、働きすぎの状態を放置したためだとして、鹿児島地方裁判所は、レストランを経営する会社におよそ1億9000万円の損害賠償を命じる判決を言い渡しました。
鹿児島県鹿屋市の松元洋人さん(35)は、レストランで支配人をしていた平成16年11月、自宅で心臓発作を起こして倒れ、寝たきりの状態になりました。松元さんと両親は、倒れたのは人手不足のため、ほぼすべての業務を負わされ、過剰に働かされ続けたことが原因だとして、レストランを経営する鹿児島市の康正産業におよそ3億6000万円の損害賠償を求めていました。16日の判決で、鹿児島地方裁判所の山之内紀行裁判長は「レストランを経営する会社は、松元さんが1ヶ月に100時間を大幅に超える時間外労働をしていたことを認識していながら放置し、従業員の健康を守る義務を怠った」として、松元さんらの訴えを認め、およそ1億9000万円の損害賠償を命じる判決を言い渡しました。裁判で、会社は「休日も好んで働くことが多く、無理に働かせていない」などと全面的に争っていましたが、主張は退けられました。







