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2010年03月06日

「厚生年金加入記録のお知らせ」の郵送サービス開始

Y01E114 「標準報酬月額」確認を…オレンジ色封筒は要注意
年金受給者に送られる「厚生年金加入記録のお知らせ」が送られるようになりました。封筒の色は2種類。普通はうぐいす色ですが、記録に問題がありそうな場合はオレンジ色。そのサービスは昨年末から始まりました。 現役時代の給与とほぼ同額の

「標準報酬月額」が記録されているかを確認してもらうのが目的です。封筒はうぐいす色とオレンジの2色あり、オレンジの場合は記録に問題のある可能性が高い場合です。書かれた内容を理解し、きちんとチェックしたいところです。
2月中旬、千葉県在住の男性(78)の自宅に、社会保険庁の年金部門の後継組織である日本年金機構から、うぐいす色の封筒が届いた。自分の年金加入履歴の一覧表や、「標準報酬月額と標準賞与額の月別状況」という書類などが入っていた。男性は「過去に勤めた5社の年金記録がすべて載っており、問題なさそうだ」と胸をなで下ろしました。
男性宅に届いたのが「厚生年金加入記録のお知らせ」。年金を受給中の人などを対象に、昨年12月以降、年齢の高い順に発送されています。今年11月までに約2760万人に届く予定です。
日本年金機構の広報担当者は、「お知らせ」を送る目的を「厚生年金加入期間の標準報酬月額を確認してもらうため」と説明している。標準報酬月額とは、厚生年金の保険料を算定する基準額で30等級に分かれ、毎月の給与額にほぼ相当する金額となっている。つまり、過去の給与とほぼ同額が全期間きちんと記されているかを、「月別状況」の書類で確認してほしいということです。
年金記録に関しては、払ったはずの保険料が加入記録に残っていないという記録漏れ問題に加え、事業主や社会保険事務所職員が標準報酬月額を減らす不正が行われていたことも相次いで発覚したところです。
こうした不正によって、年金額が本来より減らされている危険性があるということがあります。
では、「お知らせ」が届いた人はどうすべきか。まず、封筒の色がポイントになる。
通常はうぐいす色の封筒ですが、オレンジ色の封筒は注意喚起用。誤りのある可能性が高い人には、この色で届きます。対象者は約43万人といいます。
これに同封された「月別状況」では、標準報酬月額がある時いきなり下がった、といった不自然な記載が見つかるはず。「実際と違う金額の可能性がある部分は、朱書きで強調して表示している」と同機構の担当者は話す。
誤りが見つかった場合は、同封の年金加入記録回答票に記入して返送すると、同機構が調査します。誤りが確定すれば、訂正したうえで不足分の年金額が受け取れる可能性があります。不明な点などの問い合わせには、ねんきん定期便専用ダイヤル(0570・058・555)か、各地の年金事務所が対応するということです。
同機構によると、オレンジ色の封筒の発送は新年度に入ってからになるようです。
うぐいす色の封筒が届いた人も安心せず、きちんと書類に目を通しましょう。小さな間違いが見つかることもあり得ます。誤りをきちんと訂正しない限り、年金額は増えません。少しでも気になる点があれば、すぐに問い合わせを。

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